家を買うタイミングはいつが最適? それまでにしておくこととは?

家を買うタイミングはいつが最適? それまでにしておくこととは?

ある程度の年齢になると「マイホームが欲しい」と思う人は多いでしょう。でも家を買うタイミングで迷っているという人も少なくありません。

そこで今回は、家を買うタイミングについてご説明しましょう。年齢や年収を基準にタイミングを計るよりも、家族構成の変化でタイミングを計ったほうがうまくいく場合もあります。家を購入したいけれども、いつ購入すればよいのかわからないという方は、この記事を読むと目安をつかめるかもしれません。

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いつ家を買うか?「住宅購入する人の平均年齢」

「そろそろマイホームを……」と自ら考え始めたり、両親から「家でも買ったら?」と言われて住宅購入を意識し始めたりしたときに「まだ家を買うには早すぎないか?」「何歳ぐらいで住宅購入するのがよいか?」と住宅購入すべき年齢について考えている方は多いのではないでしょうか。

住宅購入に適した年齢は、誰にも共通するような明確な回答はありませんが、検討すべきことや関連する情報について抑えておき、自分が購入する年齢が何歳ぐらいであるか考えみてください。

はじめて家を買う人の平均年齢は?

まず参考として国交省の住宅市場動向調査(平成24年度版:平成25年に公表)の結果を見てみましょう。これによれば、初めて住宅を購入する方(第1次住宅取得者)の年齢は30歳代が最も多いという結果が出ています。次いで多いのが40歳代です。住宅の種別毎にデータが出ていますので以下をご覧ください。

○注文住宅
 ※平均年齢:40.2歳
30歳未満  8.8%
30歳代   52.7%
40歳代   21.1%
50歳代   7.9%
60歳代   8.7%

○分譲住宅(建売住宅や分譲マンション)
 ※平均年齢:36.8歳
30歳未満  12.7%
30歳代   58.2%
40歳代   21.9%
50歳代   3.7%
60歳代   2.2%

○中古住宅 ※平均年齢:40.3歳
30歳未満  10.6%
30歳代   41.9%
40歳代   33.3%
50歳代   8.1%
60歳代   6.1%

新築住宅の方が中古住宅より購入時の投資額が大きいことを考えれば、若いほど中古住宅の購入者が多いかと思いましたが、実際には少し違った結果です。40歳代や50歳代が最も多い割合を占めているのは中古住宅で、30歳代は分譲住宅や注文住宅で占める割合が高くなっています。

若いうちは、購入後にそこで暮らす期間が長いために新しいもの(購入後の耐久性が高い住宅)を
購入しようという方の割合が多いのかもしれません。初めて住宅購入する方にとって1番メインとなる分譲住宅を購入する平均年齢が36.8歳ですから、これがひとつの参考になりますね。

世間的には「30歳半ばぐらいで家を買う人が多いのか」という印象でよいでしょう。

つぎに「いつ家を買うか?」「住宅購入年齢を判断するための材料」を見ていきましょう。

1.家を買っても問題ない年収や年齢の目安とは?

1-1.家を買っても問題ない年収とは?
20年ほど前までは、年収が500万円以上ないと家を買うのは難しいと言われていました。しかし今は、平均年収も下がっていますから、年収が300万円以上あれば家を買う人も増えています。年収が低い場合はローンを組める額も限度がありますが、頭金を溜めておけば大丈夫でしょう。今は年収を打ち込むだけでローンを計算してくれるサイトもありますので、家が欲しい場合はそのようなサイトを使ってローンをシュミレートしてみてもよいですね。またフラット35のように年収によって返済負担率が決まっているローンもあります。さらに住宅ローンは「住宅ローンの年間返済額÷年収×100」の計算式で、25%以下ならば、問題なく返していけると言われているのです。

1-2.何歳までに家を買っておくべき?
かつては家は3度買い替えるものという意見もありましたが、現在では一度家を買ったらリフォームしながら大切に住む人が多いです。家を買うのに年齢制限はありません。住宅ローンは80歳まで組むことが可能です。しかし20年以上のローンを組む場合は、遅くとも40代までには家を買っておいたほうがよいでしょう。フラット35のように若い人向けのローンもあります。逆に年を取ってから家を買うメリットもあります。年を取ると子供も独立し、夫婦2人で住む世帯も増えるでしょう。つまり部屋数が多い家は必要ありません。また年を取ると公共交通機関が発達している都会の方が住みやすいです。こじんまりとした家やマンションならば、都市部でもお手ごろ価格なものが多いでしょう。定年まで頑張って働いてお金を貯め、退職金と合わせて都市部の交通の便の良いところに一括払いで家を購入する人も多いです。これならば、ローンを気にすることもありません。

2.家族構成の変化も家を買う目安になる

結婚をしたり、子供が生まれたりしたタイミングで家を買う人も多いです。では家族構成の変化で家を買う場合に注意すべきことはあるのでしょうか?この項ではそれを説明していきます。

2-1.結婚したら家を買う。子供ができたら家を買う。どちらがいいの?
結婚をしたら家を買う人も、子供ができたら家を買う人も少なくありません。家を買うタイミングに決まりはありませんから、どちらが良いとは一概には決められないでしょう。どちらにもメリットとデメリットがあります。
結婚したら家を買う場合は、夫婦二人で時間をかけて話し合うこともできます。また、嫁入り道具がある場合はそれに合わせた家を造ることもできるでしょう。ただし、つい夫婦のことばかり考えて子供のことまで気が回らないという場合もあります。ですから子供が生まれたら家が暮らしにくくなってしまったということもあるでしょう。夫婦二人きりのときに家を買う場合は、子供が生まれた時のことを忘れずに考えてください。
子供が生まれるタイミングに合わせて家を買う、という場合は子育てをしやすい家を購入できます。
また、幼稚園や小学校のことも考えられるでしょうから、子供が大きくなって「通える幼稚園や小学校が遠い」ということもありません。
しかしその反面子供のことを第一に考えると、親の通勤時間が長くなってしまうこともあります。
また、妊娠中の住宅購入や引っ越しは女性にとっては大きな負担になることもあるでしょう。

2-2.子供が小学校に入るタイミングで家を買う場合は?
子供が小学校に上がるタイミングで家を買うべき、という人は多いです。実際、子供もこのくらい大きくなると進学などのライフプランも立てやすくなり、腰を落ち着けるにはよい時期でしょう。また30代で子供を持った場合は親が40代になり、長期ローンを組める最後のチャンスというケースもあります。ただし、年の近い子供が複数いる場合、どの子どもの小学校入学のタイミングに合わせるか、で悩むこともあるでしょう。

2-3定年をきっかけに家を買う場合
前述したように、定年をきっかけに家を買う人も増えています。退職金が人生で最後に手に入るまとまったお金、という方も多いでしょう。今まで貯めたお金と退職金と合わせて一括支払いで家を買い、老後を悠々自適に過ごすこともできます。この方法を取る場合は、老後の資金とのバランスにも注意しておきましょう。家は買ったけれども老後の資金が心もとないのでは、不安が残ります。

3.家を買うタイミングは人それぞれ

さて、ここまで読んだ方は、家を買うタイミングがいろいろあることがお分かりいただけたかと思います。20年ほど前までは終身雇用が一般的で、給料は毎年上がっていくものでしたから、家を買うタイミングも一斉になりやすかったのでしょう。しかし今は、人によって家を買うタイミングが異なるのが一般的です。「親や兄弟がこのタイミングで家を買ったから自分も」というのではなく、ライフプランや貯金の額を考えて家を購入しましょう。

また家の購入は家族にとっても一大事。必ず全員でよく話し合って決定してください。一生賃貸でもいいや、という人もいるでしょうが、家族と暮らしている以上やはり家を買うメリットは大きいです。

さらに、現在の日本では、年を取ってから家を借りるのが難しいという問題もあります。今は住宅ローンもさまざまな形がありますし、ファイナンシャルプランナーも相談に乗ってくれますので、家が欲しいという場合は一度相談にいってみても良いでしょう。また同じ貯金をするのでも「住宅購入」という目標があったほうが、達成しやすいです。

4.おわりに

いかがでしたか?今回は住宅購入のタイミングについてご紹介しました。まとめると

・家を買うタイミングは年齢や年収にこだわりすぎる必要はない
・家族構成の変化も家を買うひとつの目安になる
・自分のライフプランに合わせてタイミングを計るべき

ということです。

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