家を購入しようと思ったきっかけは?
旦那様:子供の学校区を変えないということは念頭にあったんです。
それで近しい所に(土地が)あったんで。
僕自身が子供と同じ小学校ということや、
宇治が好きやというのもそもそもの理由であって、ちょうど良い所に(土地が)売りにだされていたので購入を考えました。
家を建てるときにこだわったのはリビングですか?
旦那様:家族みんなで過ごす場所なので、みんなが集まれる場所を作りたいということもあったので。
だから、和室を潰してまでもなるべく大きく空間を取りたいという、そういうところですかね。
もちろん家族だけじゃなくて、お友達とか気軽に来てもらえるような、そういう空間を作るということでリビングにこだわりました。
ご要望で「落ち着いた色が良い」とのことでしたが、そのこだわりを持つ理由はなんですか?
旦那様:家具もそうやし、車も十代の頃から黒なんです。
白は汚れるというイメージがあるからなんか暗い色が好きていうのは昔から変わらないですね。
・・・って言っても黒い車も今じゃ滅茶苦茶汚れてますけど(笑)
僕も嫁も同じ考えなんで、なんか自然と落ち着いた色になりました。
打ち合わせの時は明るい色を提案いただいたんですが、悉く落ち着いた色に変えていった、そんな感じですね。
家具を想定して間取りを決められたんですか?
旦那様:あんまりそれをメインに考えたわけじゃないけど、今のところは持ってきて合わへんかったら変えようかなとは思ってるんです。
たぶん次買うのも、その次買うのも同じようなものを買って合わせていくんじゃないかな。
テーマカラーみたいな(笑)
インタビュアー:アクセントクロスの提案などは、松葉からしたんですか?
旦那様:そうですね。
コーディネーター:でもN様からピンときたものを言ってくださったんで、私がN様と一緒に考えるという感じでした。
旦那様:「おかしいかな。どうですかねー?」と言うところからやって。
松葉さんが綺麗に合わせてくれはったから、ええ感じになりました。
このキッチンカウンターはどうやって作ったんですか?
コーディネーター:最初はこういう(木目調の)壁もなくって、もっとオープンなキッチンだったんですよ。
旦那様:急遽こういう形になったんです。
やっぱり提案していただいたりして、できました。
コーディネータ:ここに折りたたみのテーブルを差し込むんです。
旦那様:そう、「差し込むから提案してください」って言ったら、ちょうどここを提案してくれて、「ちょうどいいかな」って。
インタビュアー:このカウンターは既製品ではないのですが、どうやって作ることになったんですか?
コーディネーター:壁はテーブルの寸法をお伺いして、どうやって作ろうかって。
長く作っても、あんまりなのでバランスみて。
旦那様:ぴったりはまるように作ってくれたんです。
打ち合わせでは旦那さんが中心に決められたんですか?
旦那様:いや、いっつも2人で押しかけてお話させていただいて(笑)
どうせやるなら、2人の意見が通る家の方がいいかなって。
帰ってからも「やっぱり、こっちの方がいいのかな?」とか言って、「やっぱりこっちにしてください」とか要望はかなり言って、松葉さんに負担をかけてることも多かったんですが・・・。
コーディネーター:そんなことないですよ(笑)。
家で建てるなかで大変だったことは何ですか?
旦那様:大変ですか・・・・うーん、平面を立体的に想像するのを、出来るか出来ひんのかっていうのでね。
ただ、出来上がりを見た結果、ちゃんと頭の中で想像できてたんやなっていうのは、難しいなりには良いものができたんで良かったかなって。
インタビュアー:特に立体で考えるのが難しかった部分はどこですか?
旦那様:土地が斜め向いてるのがネックになっていて、そういう所はどういう風になるんやろうっていうのが最終的には難しかって。
建物自体もそうですけど、柱云々もあれ(階段の格子)はできるまではどんな感じか分からへん状態で・・・別注で作って貰ったんですが、完成してはじめて見たときは「言ってたとおりに出来てる」って。これは難しかったな。
コーディネータ:なんとか私が書いた絵をみて理解してもらって(笑)
旦那様:こういう感じなんやなって。これほんまバッチリです。
インタビュアー:苦悩の先に良いものができましたね?
旦那様:苦労といっても、提案してくれはることが分かり易かったし、僕ら自身はそれほど苦労ということはなかったですね。
インタビュアー:なるほど、逆に楽しかったことは何ですか?
旦那様:毎回新しく何もないものを生み出していくっていうのは、松葉さんと話していく中で毎回楽しかったですけどね。
「ここは、あぁするんや」、「こうするんや」って。
色んなことも勉強させてもらって、こういう仕組みになってんねやっていうのもあるし、そういうのは打ち合わせの際楽しかったですね。
穂高で建築して良かったことは?
旦那様:入りの部分で言えば、僕ら「穂高さんやし」っていうところではなかったんで、僕ら土地から入ってるんであったんですけど。
終わってみたら、やっぱり「穂高さんで良かった」ていうのは、日戸さんにはじまり、松葉さんに色々相談のってもらって、終わってみたらよかったって思ってます。
インタビュアー:もっと具体的にいうとどんなところが良かったですか?
旦那様:それは嫁が答えますんで(笑)
奥様:すべてです!(笑)
わからないことばっかりなんで、わかりやすく言ってくれたのが一番よかったですね。