※営業=松尾/現場監督=白石/コーディネーター=松葉
住宅のこだわり部分について教えてください
インタビュアー:まずは寝室について教えてください
旦那様:「照明はこれが良い」って言ってて、Bluetoothで明るさと色味を変えられるライトを使っています。
もしかしたら寝室以外でも使うかもしれないので、シーリングライトがつけられるようにもしてもらって。
左右のスポットライトは読書灯として使おうと思っています。
こだわったのがスイッチを二か所別々にしていて、ベッドが真ん中に来る予定なので左右別々に明るくなるようにしています。
コーディネーター:あとはクロスとかですかね。
旦那様:クロスはアクセントクロスを考えていたんですけど、私が「ならん」と言って。
じゃあこれやったら良いやろうと言って、お互いの妥協点で。クロス屋さんには苦労していただいて。
コーディネーター:結構施工が難しめのクロスなんです。素材がつるっとしてて。
旦那様:たぶん、この色味を探すために300枚くらい取り寄せてたと思います。
インタビュアー:それで、このクロスにたどり着いたということですね。
こちらのウォークインクローゼットのドット柄も個性的ですが・・・・。
奥様:シューズインクローゼットとウォークインクローゼットは色違いです。
コーディネーター:奥様のお好みだったんですよね。
奥様:そうです。
旦那様:当初の予定から、”クローゼットの中は派手な、普通なら使えないようなものにしよう”と、決めていました。
コーディネーター:クロスはクローゼット以外も、全箇所こだわりがありましたよね。
旦那様:そうですね。
インタビュアー:イメージの参考にされたものが、あるんですか。
旦那様:建築デザイナーのkiyoshi.tabuchiさんが色々間取りをあげているのを見ていました。
奥様:間取りを作っては、インスタグラムにあげている方がいるんです。
最近本が出て、その人が手書きで間取りを書いてて、素人が見てもわかりやすいんです。
自分がつくった家もアップしてて、あれくらいカラフルにしても良いんだなぁと思いました。
旦那様:そうですね。リビングのグレイもそうやんな。
奥様:白い壁じゃなくても良いんだなぁと思いました。
インタビュアー:2階お手洗いが印象的だなと感じました。
奥様:これは何かで見て、すごいカラフルやけど良いかなと思って。
コーディネーター:青色が効いてますね。
奥様:確かに改めて見るとすごいね(笑)
ミッフィーカラーで。
インタビュアー:ミッフィー好きなんですね。
奥様:そうですね。ミッフィーの壁紙があったんですけど、ちょっと可愛すぎるかなと思って。
インタビュアー:天然木はどういうところが気に入って選ばれたんですか。
旦那様:これはいただいて。
コーディネーター:城陽工房へ行っていただいて。2回か3回行っていただいてましたよね。
旦那様:なんか見たときにお菓子みたいやったんですよ。バームクーヘンみたいな・・・・。
パッとみて美味しそうだったんで。
インタビュアー:キッチン笠木の天然木もすごく綺麗ですね。
旦那様:ありがとうございます!
インタビュアー:それぞれ、天然木を使用されているところは、木材の種類が違うのですが、これは何か理由があるのですか。
旦那様:(モンキーポッドの)テーブルは一目惚れで決めて、(ウォルナットの)カウンターは一目惚れに近いかたちで。
コーディネーター:おさめる寸法の問題もありましたしね。
旦那様:あとは、(ヒノキの)キッチン笠木はご提案いただいて。ヒノキだったら、こういう所に使うのに良いだろうということで。
インタビュアー:水に強いですからね。
コーディネーター:キッチンの下の部分は集成材とバランスをみて、塗装とか合わせてしてもらって。
デザインは浅原町モデルハウスの写真を見ていただいて決められました。
インタビュアー:ニッチもすごくカワイイですね。
コーディネーター:「どんなカタチしましょう?」となった時に、三角にしたらおうちみたいなカタチで可愛いねっていう話になりましたね。
インタビュアー:インターフォンとか、おうちに必要なものがまとめられているので似合ってますね。
インタビュアー:1階で印象に残ったのが、大きなウォークインクローゼットです。
コーディネーター:ウォークインというより、ワークルームとか納戸というべきか・・・・。
色々なものが収納できるスペースですね。
インタビュアー:なぜ、このリビングと隣接する部分につくることになったんですか。
旦那様:収納が欲しいという話をしていて、ワークルームというものを作っていただいて。
それで、ぱっと見た時にこの斜めはなんやねんとか思ったら距離感とか考えて下さってて。
コーディネーター:まっすぐにすると、中の面積は広くなるんですけど、もっと狭く感じてしまう間取りになってしまうので。
インタビュアー:その他のこだわりについて教えてください。
旦那様:コンセントは結構こだわってて、キッチンならコーヒーメーカー置こうと思ってて。
コーディネーター:なるほど。
インタビュアー:キッチン造作部分にもコンセントがあって、お鍋とかに使えて良いですね。
旦那様:そうです。鍋狙いです。
コーディネーター:コンセントはいろいろ考えてくださって。
インタビュアー:置くものが決まっているということですね。
奥様:コンセントの追加の数がすごかった。
旦那様:一様、全部想定している。
電気工事している方が知人にいて、「ここはブレイカーから直結にした方が良いよ」とか言われたのが、4.5帖の部屋で。
3Dプリンター使おうと思っていて消費電力が多いので、直結にしているんです。
コーディネーター:確かに、普段ご指示いただかない部分もこだわっていただいて。
旦那様:コンピューターをいじるのが趣味で、サーバーを一つ置こうと思っているので、上の方はブレイカーに直結にしています。
あと・・・・1階のカウンターはノートパソコンを仕舞えるような場所を作りたくて、コンセントを穴から出せるようにして。
コーディネーター:あとお二人並んで作業できるってところがポイントでしたね。
旦那様:今ダイニングテーブルでご飯を食べているんですけど、食べ終わったら全部片づけてやるのが面倒くさくなってて。
インタビュアー:お客さんがきたり、テーブルが使えない時にも使えますしいいですね。
インタビュアー:あと吹き抜けも迫力ありますね。
コーディネーター:吹き抜けは結構色々こだわりがありましたね。
掃除できるように、歩けるスペースを作ろうかとか。
旦那様:ありましたね。
でも、それやっちゃうと、上からの光が入らなくなるし、圧迫感があるということでやめました。
あと、バルコニーがつながってるんでるよ。南からの窓だけが外から拭けるんですけど。
それでバルコニーを広げて。
コーディネーター:この吹き抜けはこうしてもらってよかったと思いますね。
旦那様:夏はめっちゃ熱そうですけど(笑)
コーディネーター:シーリングファンもつけていただいたので、エアコンをつけたら1階2階均等に涼しくて良いと思います。
当社は断熱もしっかりしているので。
インタビュアー:1階の洋室について教えてください。
奥様:お父さん、お母さんが泊まりに来たとき用と、年取った時、ここで寝泊まりする。
コーディネーター:いろんな用途に使えるお部屋ですね。
客間としても使えるし、まだお若いですけど、将来老後にも使えるしと(笑)
収納もしっかりありますからね。
旦那様:この壁紙がサンプルもらえない壁紙で、オレンジの線が入っているところと入っていないところがあって。
コーディネーター:これも壁紙屋さんが頑張ってくれて。
線をどこにもってくるとか考えないと、結構しっちゃかめっちゃかになってしまうので。
旦那様:バランス綺麗ですよね。
(廊下に移動して・・・)
インタビュアー:1階の手洗い場について教えてください。
旦那様:タオル掛けをつけてくれていて。
インタビュアー:カワイイですね。
コーディネーター:そう、昨日ついたようです。
スイッチとタオルリングと照明は、ご支給いただいて。
あと、タイルがこだわりですよね。
奥様:そうですね。これをどこかにつけたかったんですよね。
コーディネーター:コラレルというタイルなんですけども。
奥様:(旦那様をみて)私がずっとショールームで他のタイルを見ている間にひとりで並べて(笑)
旦那様:「これはどう?」「却下」「これはどう?」「却下」って(笑)
奥様:結局ふたりで最後決めて。
インタビュアー:オリジナルなんですね。
旦那様:3・4時間かけた?
奥様:えっそんなにかけた?ショールーム見るのが楽しくて3・4時間たったけど。
コーディネーター:タイルのショールームへ足を運ばれる方はまだ少ないですしね。
そこはかなりこだわってもらったポイントですね。
旦那様:結局やりたいタイルを見たら、高すぎて無理だったよね。
コーディネーター:タイルは奥が深いですしね。
旦那様:それで・・・「あかん」「あかん」「あかん」って言って。
色々見てたら、最後これが安く見えてくるんですよね。
奥様:高く感じたはずなのに・・・。
コーディネーター:安くないです。
旦那様:ちょっと感覚がおかしくなる空間ですね。
コーディネーター:あと水栓のボウルも神戸のショールームへ見にいっていただいて。
旦那様:でも在庫ないところを松葉さんに無茶言って。
コーディネーター:いえいえ、はじめてお願いしたメーカーさんなんです。
玄関入って正面なんで、このあたりは考えられましたよね。
旦那様:本当ありがとうございます。色々やっていただいて。
お打合せのエピソードを教えてください
旦那様:なかなかご迷惑をお掛けいたしまして、ありがとうございました。
なんやろう・・・こちらの思っていることを伝えるのが難しいんだなと思ったのが最初かなと・・・。
やっぱりバックグラウンドがそれぞれ違って、こっちがズブの素人というのがあったり・・・。
夫婦二人の意見が同じものだと思ってたら、違ってたというのであったり・・・。
こっちの関係も大変だったね。
インタビュアー:お互いお仕事されながらだと大変だと思います。
実際建った家を見てどう思いましたか。
旦那様:時間もない中でこんなにやっていただいて、本当にありがとうございます。
梁とかもご提案いただいて、すごくきれいにしていただいているので。
穂高住販で良かったことを教えてください
旦那様:なんやかんや言って、親身になって最後まで希望を叶える方法はないかという視点でご提案いただいたので、そういうところかな。
奥様:確かに「これやりたい」と言って「ダメです」って言われたことがないですね。
塗り壁も「したことがないので、どうかな」という話はされたんですけど、結局やっていただいて。
インタビュアー:外壁もすごく素敵ですよね。
旦那様:瓦屋根は僕がやるって折れなくて、外壁のぬりかべは君が折れなかったよね。
奥様:ちょっとやってみたかった。
旦那様:目地が嫌やって(笑)
インタビュアー:ちょうどお二人の意見が合わさって、今のおうちのお姿があると思いますので、良かったのではないかと。
旦那様:やっぱり、君が調べてくれなかったら分からなかったよね。もう標準で良いかなって思ってたから。
インタビュアー:やはり、ちゃんとしたイメージがあるからこそ、こうしたいんですっていう話になるのだと思います。
奥様:そうなんですかね(笑)
インタビュアー:大変っておっしゃってましたけど、その熱意がカタチになったのかなと。
1番のこだわりは何でしたか
インタビュアー:色々こだわりを聞いてきましたが、1番のこだわりをあげるとするならどこになりますか。
旦那様:陽当り?
奥様:あぁ・・。
できれば家を建てるなら陽当りの良い場所が良いという話をしていて。
買うとき、南側が良いかなと思ったんですけど、北側が良いって言って・・・。
北側でもこの吹き抜けをつくれば、向こうに家が建っても陽当りは確保できるっていうので。
旦那様:計算したよね。
夏と冬の角度を見て。
この角度やったら絶対大丈夫のはずやって。
ここらへんの南中高度とかをみて。・・・大丈夫じゃなかったらごめんね。
インタビュアー:今は夏がすごく暑いので、良いと思います。
旦那様:あと、お互い好きな明るさが違って。
このライトも全部別々に制御しているのは、リビングにいてもお互い快適に過ごせるようにしたいので、スイッチが結構増えました。
あとは外にスポットライトがあるんですけど、それよりも室内を暗くしたら庭がみえるかなって思って、細かく明るさを調整できるようにしたのはそのためでもありますね。
インタビュアー:すごいですね!