住宅でこだわったポイントを教えて下さい
旦那様:収納じゃないの?
奥様:収納をできるだけ多くして、あまり物を外に出さないようにしたいなと思って。
インタビュアー:特に、ここの収納という場所はありますか?
奥様:シューズクロークとかウォークインクローゼットとかで、全部見えないように。
上もロフトを物置にしてもらったんで。
ここにいらん物全部いれて、そこは汚いんですけど、他は何にもない感じにしたいなと思って。
インタビュアー:収納にこだわりたいと思ったのは、何か理由があるのですか?
奥様:あまりごちゃごちゃしているのが綺麗じゃないなと思って。
そんな上手に片付けられないので、もう入れてしまえって(笑)
インタビュアー:家の間取りは、どのように決められたんですか?
旦那様:一階は全部一つのLDKにして、それを広くしたいっていうのがあったんですよ、僕がね。
あとは、上は日当たりが良いところに寝室をもっていくって話もあったんやけど、松井さんとしゃべりながらやっていく中で道路面に部屋が二つということで。
奥様:広さがとれるかどうかでね。
旦那様:大きなこだわりはなかったけど、収納だけが”どれくらいの大きさ”でとか”どこに”とかはあったけど。
奥様:とりあえず、広くっていうことで。
インタビュアー:最初はLDKをもとに間取りを決めていったのですか。
旦那様:最初にプランがあって、それに「ちょこちょこっと、ここを広くして」とか。
奥様:「シューズクローク広くして」とか。
旦那様:「大きさこれぐらいで」とか、そういうプラスアルファの感じかな。
ほとんど最初のプランから変わってないでしょ?
奥様:うん。まぁ2つトイレつけたり。
インタビュアー:お客様の個性を出していったのは間取りが決定した後、建具などを決める時からだったんですね。
旦那様:そやな。
でもね、色とか、だいたい全部(妻が)決めてくれたから。
インタビュアー:(コーディネーターの)西田からは「奥様主導でした」と伺っております(笑)
奥様:そんなことないよ(笑)
譲らへんとこは譲らへんけど。
旦那様:このね、リビングにシーリングファンがあるじゃないですが。
「僕がつけたい」って言ってて・・・
奥様:「別にいらないんじゃない」って言ってて。
旦那様:「いや絶対いる」って言って、絶対譲らへんかったりとか。
あとは・・・・
奥様:間取りも、2階に2部屋あるんですけど、将来的に区切るか区切らへんかみたいなとか。
ロフトを2部屋つなげるとかいろんな案があったんですけど、「それは区切る!!」って(笑)
「ロフトも部屋も区切る!!」ってところは譲らへんかった。
旦那様:どうせリフォームしないし(笑)
そこくらいちゃうかな。・・・あとは梁とかかな。
どう見せるかとか。
奥様:あぁ、最初逆向きやったんか。
インタビュアー:穂高住販で、こちらの向きの梁は今までないんです。
奥様:最初ハンモックを吊るしたいって言ってて。
ほんで梁の向きをめっちゃ考えてくれはって。
で、結局まだハンモック買ってへんっていう・・・(笑)
旦那様:吊るすところどうすんねやって話をしていたんですけど、やっぱり斜めかなという話とか。
最初はハンモックがかかっている家みたいなんで、金具いるかとか、いろいろ話をしたんですけど。
最終住みだすと、まだいらんなぁって(笑)
最初からこのような木の家にしようと考えてらしたのですか
奥様:木っぽい家がいいなって。
旦那様:木の方が温かい感じするかなって。
あんまり壁紙だけじゃなくて、木の質感があったりとか。
とりあえず全部木目が見えてるような家にしてほしいって言いました。
天板みたいなつるっとしたんじゃなくて、できるだけ木目がある。
あの軒天も木を貼ってって。
インタビュアー:すごい可愛いですよね!
奥様:でも誰も気づいてくれへん。
たぶんおうちに関わる人やし見てくれてはるんやと思うけど、誰にも言われたことないもんね。
インタビュアー:えぇ!?では、他の人からは何を言われるんですか?
旦那様:リビング来て広いとか。
カフェみたいな家とか。
すっきりしてるからやと思うんです。
(テレビ台を見て)あんな木があるから。
インタビュアー:でも軒天が木目やからこそ、外壁の白さが際立ってますよ。
木のおうちにしたいというのは、いつそう思われたのですか?
旦那様:それはマンションの時からやんな。
建てるならどうする?って話をちょろちょろしてたんやんな。
物件見ながら、木がいいなって話をしていて。
ウッドデッキとかも、フラットになってる家とかあるじゃないですか。
こんなんもええなって話もしていて、木のぬくもりがある家がええんちゃうかなって話をしてたんです。
穂高住販に決めたのは、実家がここから近いんですよ。
それで土地空いてんなって気づいて、のぼりが立ってたから行ってみよかって。
奥様:でも、もう一個(不動産会社)と迷ってる土地があって、でも(営業担当の)太田さんがこんな天然木使ってもらっていいですって言ってくれはって。
けっこうそんなんで気持ちが揺れたよな?
旦那様:でもしゃべってて、良い人柄とかそんなんもあったんで、最終決定はそこやね。
天然木の使い心地はどうですか?
インタビュアー:テレビ台と、水槽の下の棚も天然木ですよね?
奥様:これは水槽を置いても良いように作ってもらいました。
強度も強くしてもらって(笑)
魚死んだら、パソコンとかおいて机にしようかなって。
子供できたらちょっと勉強できるくらいの。
旦那様:木を使ってよかったよな。
最初完成したおうちを見たときの感想を教えてください
旦那様:うーん、段階でみていくので。
奥様:しょっちゅう見に行ってたんですよ(笑)週一で来てたなー。
週一でだいたい打ち合わせがあって、桂店行く度に家の前を通って、中見たり。
旦那様:基礎見たときは「ちっちゃ!」って思って(笑)
ちょっとずつ棟上げされて、最後壁紙貼れた時に、思ってるより広いなっていう感想やって。
でも何もないときより、物が置かれてからの方が広いなって。
だから、僕の中では満足いく大きさというか。
僕は色とか壁紙とかより、大きさが一番です。
インタビュアー:あと吹き抜けもあるんで、そこも広さを感じるポイントかもしれませんね。
旦那様:そう、吹き抜けもけっこう広くとってくれはったんで。
インタビュアー:西田からは2階廊下の腰壁も穴をあけてるから、解放感がさらにあるかもと聞いていました。
奥様:そうです。あの穴あけてよかった。
なんか穴あけてへんかったら、なんというか圧迫感っていうかね。
旦那様:子供の遊び場になってますよ。
ギリギリ通らへんっていう。よかったなと思いますよ。
内装部分でのこだわりはなんですか
旦那様:明るい家が好きなんですよ。だから白の壁紙の方が光の反射とかね。
でもね、壁紙はほとんどこっちなので。
奥様:壁紙は一番悩んだんです。
結構服とか買うのも即決型なんです。
家も結構キッチンとかお風呂とか即決やったんやけど、壁紙だけ2週間くらい(笑)
何回みるねんってくらい。
旦那様:一番喧嘩したな。
インタビュアー:最後決定したのは、何か理由があったのですか?
旦那様:基本任せてはいたんですけど、喧嘩しながらでもひとつずつ部屋決めていこうってなって落ち着いたんやんな。
奥様:3部屋あって、寝室は私が選んだんですけど、二階の洋室二部屋の一室は旦那さんで、もう一室は私担当で壁紙と天井を考えて。
それはどっちがどっちか当ててみてください(笑)リビングとかトイレは私なんですけど、上は当ててみてください(笑)
旦那様:お風呂場とか外壁はそっちやね。
奥様:でも即決やんね。
旦那様:お風呂の浴槽だけ僕担当。
奥様:段差あるやつは絶対いややって。
最初にトイレとかお風呂を決めたんですよ。
そのあと、こういうドアとか、フローリングとか決めていくじゃないですか。
だから最初お風呂場だけ濃い茶色にしたんですよ。それで洗面台も同じような色にしたけど(他と)合ってないなって。
旦那様:そんなん最初気にしいひんかったよな。
奥様:何も考えず、パッパパッパ決めて。
そのあと、こういう色にすればよかったなって。
旦那様:パナソニックの設備では色そろえたけどな。
でも業者が変わるとそれも忘れてしまったってことかなと思う。
住み始めて気づいたことはありますか。
奥様:電気!電気のこのスイッチ。
これが玄関近くか、階段近くかでめっちゃ悩んだんですよ。
西田さんドアがぶつかるけどいけるかなって話てくれはったんですけど、結局玄関側につけることになったんです。
でもクロークから帰ってきたときに離れているのと、寝に行くときにだいぶん遠いっていうので(笑)
寝に行くときまで考えてなくて、帰ってきたときには近いから良いかなって思ってたけど。
キッチンとかなんかやってて、ここまでいくのが!ちょっとそれ、今度家を建てる人に言ってあげてください。
インタビュアー:わかりました。
旦那様:それくらいかな。
インタビュアー:シューズクロークの土間との境にも、こだわられたのかなと思ったんですけどいかがですか。
奥様:最初は全部土間やってんな。この半分だけフローリングにしてくださいって言ったんです。
インタビュアー:その理由はあるんですか?
奥様:うーんなんか便利かなと思って。
めっちゃネットとか画像見ていろいろ決めていたので、コートとかかけるのもこういう家があったんで。
ここからリビングから急にどーんって下がるより。
インタビュアー:確かに、靴を履き替えてシューズクロークを整理するのは大変ですもんね。
奥様:そうなんですよね。靴下も手袋も全部こっち(シューズクローク)(笑)
インタビュアー:シューズクロークにコートかけられるのは、本当に便利ですよね。
旦那様:僕はあの枝分かれしたコートかけるのがあればいいかなって思ったんですけどね。
奥様:でも汚らしいじゃないですか。見えない方が良いですよね。
旦那様:でも基本こちらのイメージ通りになっているから、住みだして不便だなって思うことないかな。今のとこ。
2階の寝室以外を使い始めたら出てくるかもしれないけどね。
打ち合わせで大変だったことはありますか
旦那様:いや、大変やったってのはないよな?
奥様:楽しみやった。
旦那様:僕らとしてはプロと話しを聞いてというそういう感じなんですよ。
やっぱりプロがいるんやからある程度聞いて、それでこっちで話を揉んでという感覚なんですよね。
奥様:なんか結婚式と同じだと思うんですけど。
こだわろうと思ったらなんぼでもお金かかるじゃないですか。
でもこっちははじめてやし、むこうはプロじゃないですか。
それでねぇ、いろいろ結婚式やったらぼったくられるじゃないですか。
でも穂高さんはいろいろ説明してくれはるけど、「こっちの方が安いよ」とかめっちゃいろいろ考えてくれはって、よかったよな。
ほんで「こんなんとか自分で頼んだ方が安いし、つけるお金だけちょっと貰いますけど」とか、めっちゃ融通きいてくれはったし。
旦那様:聞いたことは100%返ってくる。
ウッドデッキの件でも、この値段やってだしてくれはって、ちょっときびしいってなったら、別の種類をもってきてくれはって。
こっちが「こんなんがあるんですけど」って聞いたら、それで「そっちでも良いですよ」って融通きいてくれはって。
品物も普通の業者やったら、「いやこっちの方が良いですよ」って言うところを「同じやからどっちにしてもらっても良いですよ」って、こっちの自由権を与えてくれはったりして。
奥様:説明してくれはって、尚且つ自分とこの利益とかじゃなくて、さしてくれはったし、すごい良かったね。
旦那様:それに、こっちの要望を言ったときに、ポストを壁に埋め込みたいって話をしてたんです。
そしたら次の打ち合わせの時に(一級建築士の)松井さんがいはって、なんでいはんのやろ?って思ったら、
「埋め込むことはできる。できるけど、これから長く住んでいくことを考えると、法律上はできるけど埋め込んだら耐震強度的に埋め込まへん方が良いですよ」って。
たった5分だけのために桂店の方まで来てくれはって。
だからそういうなんで、大変やなっていうより、わざわざ来ていただいてっていう感じで。
大変な思いってのはないです。
いついつまでにこれ決めて来てって言わはるから結局二人で決めてるときが大変やったな。
打ち合わせというより、決めるのが大変やったという感じですかね(笑)
奥様:ほんで、しかも期限があるから、「はい今日はこれ!」「こんなんあるで!」って(笑)
「今週はこれ!」みたいな(笑)
家では揉めました!大変でした(笑)
旦那様:結局ある程度決めてサインして、普通発注してくれはんねやけど、何かしら余裕をもたせてやってくれてはるから、サインした後に「やっぱりこうしたい」ってなったときに、すぐ変更きいてくれはったり。すぐそこで電話してくれてはったりとかしたんで。
奥様:太田さんとメル友やったんで(笑)
「いろいろこうしてください」ってメールで連絡したら、すぐ対応してくれはって。
旦那様:そうそう。
だから聞きたいときに連絡したら、全部西田さんとかに言ってくれはって。
また返事返ってきてサーっと進むから、次の打ち合わせとかがスムーズにいってたよな。
ただ、この木↑見に行くのが遠かったです。
宇治いってすぐやと思ってたんですけど、城陽の工房って言ってたら、思ってた城陽エリアをはるかにこえて、それが大変やったかな↓。
奥様:私はもう一回くらい行きたいくらいやった。
インタビュアー:楽しかったですか?
旦那様:いろんな木みれるしね。
インタビュアー:気になった木はこのテーブルに使用されている木ですよね。
奥様:うん。あの木が可愛い。
インタビュアー:形ですか?それとも柄?
旦那様:穴空いてるのが良かったんやろ?
奥様:うん(笑)