おしゃれな3階建てに仕上げるには、デザインの工夫が必要です。とくに狭小地に3階建てを建てる場合、外観が単調になりやすい上動線も縦に長くなるため、間取りもしっかり考慮したいところです。満足度の高い注文住宅にするためにも機能性はもちろん、おしゃれに見える間取りも取り入れたいですよね。

そこでこの記事では、おしゃれな3階建てを建てたい方に向けて、外観デザイン&間取りアイデアをまとめて紹介します。アイデアを取り入れて理想の注文住宅を手に入れましょう。

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3階建てをおしゃれな外観するアイデア

とくに狭小地に3階建てを建てる場合、土地の敷地面積が限られているため縦に居住スペースを伸ばす必要があります。ただし縦に伸ばすと細長い形状になり、外観デザインを工夫しないと見た目が単調になりやすいため注意が必要です。そこで3階建てをおしゃれな外観にするアイデアをまとめて紹介します。

 

外観をツートンカラーにする

3階建ては縦に長い形状で外壁面積が広くなるため、外壁の形状や色使いによって印象が大きく変わります。たとえば、外壁をワントーンでシンプルかつモダンな仕上がりにすると、建物に凹凸がない形状の場合、より単調なイメージを受けやすくなるので気をつけたいポイントです。基本的には、ワントーンよりもツートンカラーにすることでメリハリが生まれ、家の印象も変わりやすくなります。なお後述しますが、窓の形状や大きさ、バルコニー、タイル張りの外壁など、工夫次第ではワントーンのほうがデザイン性を高められるケースもあるため、さまざまな要素を含めて検討しましょう。

また使用する色によっても印象は大きく変わります。たとえば、グレーや黒の2色使いなら、シックになり落ち着いた雰囲気が出ます。ベージュや白は明るい印象になり、優しい雰囲気に仕上がります。どの色を採用するかは家主の好みも大きいものの、景観や周囲の家とのバランスや調和も重要な要素です。周囲が濃い色ばかりの家だと、埋もれておしゃれに見えにくいケースもあるため、十分に検討しましょう。

 

外壁材にもこだわる

どんな外壁材を使うかによっても、建物の印象は変わってきます。おすすめの外壁材は主にサイディング、タイルの2タイプですが、高級感のある仕上がりにしたいならタイルがおすすめです。タイルは耐久性・耐候性に優れており、色あせしないので美観を保ちやすいでしょう。ただし初期費用が高いので、外壁の一部にアクセントとして使うのも良い方法です。

サイディングは、大きく分けると「窯業系サイディング」「金属サイディング」「木質系サイディング」の3種類あります。窯業系サイディングは住宅建築でもっとも多く採用されており、金属サイディングはデザインや色バリエーションが豊富、木質系サイディングは木の温かみを感じられる外壁材です。このうち、金属サイディングはストレートラインやフラットデザインが魅力的で、スタイリッシュな雰囲気の仕上がりを実現できます。また趣の異なる外壁材を組み合わせることでも、おしゃれな印象の外観にできます。

 

窓の位置や大きさ・形状をそろえる

外観をおしゃれに見せたい場合、ちょっと個性的な外観にしたい場合は、窓選びにも気をつけましょう。よく住宅で採用されている窓は、左右に窓を動かして開け閉めする「引違い窓」や、床まである引違い窓の「掃き出し窓」です。引き違い窓が多い住宅は見た目が野暮ったくなりやすいのがデメリットですが、「縦すべり窓​」「横すべり窓​」「FIX窓​」「上げ下げ窓​」に変えるだけでも野暮ったさが消えます。

窓の形状も縦長や横長、真四角などデザイン性が高いものにすると、よりスタイリッシュな雰囲気の外観に見せることが可能です。外壁が広い3階建ての場合は壁の面積が多くなるため味気ない家になりがちですが、窓のデザインにこだわり、窓の面積を増やすだけでも外観にアクセントを加えられます。窓の位置や高さがそろうと見た目が整いやすく、外観をおしゃれに演出できます。

 

建物を凸凹のある形状にする

1階~3階で凸凹のない3階建てにすると、のっぺりとした印象に見えがちです。しかし外観にちょっと凸凹をつけるだけで大きく印象が変わり、おしゃれな外観に見せられます。

たとえばバルコニーを設置したり、玄関ポーチのデザインにこだわってみたりするなど、少し建物に動きが出るだけで奥行きが生まれ、見た目の印象が変わりやすいでしょう。

 

おしゃれな3階建てにする間取りアイデア

狭小地に建てる3階建ては居住スペースが限られているため、工夫をしないと圧迫感が生まれてしまいます。そのため「おしゃれ」な間取りにすること以上に、暮らしやすさも兼ね備えた間取りにする必要があります。

 

吹き抜けやスケルトン階段を作る

3階建ての間取りは、視野が広がりやすい工夫を取り入れることにより、圧迫感がなく快適な暮らしを実現できます。たとえば1~2階にかけて吹き抜けを作り、吹き抜けの天井に天窓、もしくは壁に高窓を設置するのが有効な方法です。狭小住宅の場合、周囲に住宅が多いと採光や通風を確保しにくいのがデメリットですが、天窓や高窓によってカバーできます。

1階部分にも光が届いて家全体が明るくなり、視覚的にも広さを感じられる間取りが実現します。また階段はスケルトン階段にすることで蹴込部分から光が漏れるため、より明るさを確保しやすくなるとともに、狭小住宅ならではの圧迫感を軽減できるのもメリットです。

 

1階部分にインナーガレージを作る

インナーガレージとは、住宅の1階部分に駐車スペースを組み込んだガレージのことです。シャッターなどでクローズできるタイプもあり、防犯性を高められる上、建物に動きができるため個性的な外観を演出できます。シャッターはカラーバリエーションが増えており、洗練されたイメージにするには外壁と異なる色を使うのもおすすめです。

狭小住宅は、敷地面積をフル活用して建物を建てるため駐車スペースを確保しにくいものの、インナーガレージを設けることで駐車場の問題を解消できます。とくに3階建てなら、1階部分を駐車スペースにしても、2階や3階に居住スペースを確保できるのがメリットです。しかも駐車スペースだけではなく、収納スペースや子どもの遊び場、趣味のスペースとしても使えるなど、用途が多彩な点も魅力です。

 

スキップフロアを取り入れる

スキップフロアとは、1.5階や2.5階といった主要階のフロアの高さを半階ずつずらして設けた中間層のことです。壁などで区切らずに居住スペースを確保できるのがスキップフロアの特長で、縦の緩やかなつながりによって開放感のある空間になります。

階段の踊り場を広くして活用したタイプや高い段差でしっかり区切られたタイプ、半地下にしたタイプなど、スキップフロアはさまざまなバリエーションがあります。書斎や子どもの学習スペース、セカンドリビング、収納スペースなど活用方法は多彩ですから、必要なスペースを確保しにくい狭小住宅にピッタリです。とくに収納スペースが確保しにくいといった狭小住宅のデメリットは、スキップフロアを取り入れることで解消できます。

 

屋上にルーフバルコニーを設置する

ルーフバルコニーは屋上バルコニーとも呼ばれており、下の階の屋根部分をバルコニーとして活用するのが特徴です。ルーフバルコニーがあることで外観のアクセントにもなる上、狭小住宅の場合は貴重なスペースにもなります。屋上スペースを活用してちょっとした家庭菜園を始めたり、人目を気にせずに過ごせるスペースとして活用したりするのもおすすめです。ただし、1階部分にインナーガレージなどを設けると耐震性が損なわれるリスクもあります。屋上バルコニーが設置できるか否かは、住宅会社にしっかり相談しながら検討しましょう。

 

屋根裏にロフトを設置する

3階の天井高を活かして屋根裏にロフトを設置すれば、部屋自体のデザイン性が高まると同時に、収納スペースも確保できます。ロフトの天井高は、最も高い部分が1.4メートル以下であれば延べ床面積に含まれないのがメリットです。容積率に加算されず収納スペースが確保できるため、容積率が厳しい都市部のエリアではとくにおすすめです。

 

京都・大阪・滋賀でおしゃれな3階建てを建てたいなら天然木の家 HODAKAにおまかせください!

3階建ては縦に長くなりやすいため、工夫をしないと外観が単調になるおそれがあります。居住スペースが確保しにくいといったデメリットを解消できるように、間取りにも一工夫必要です。

そのため、依頼する住宅会社は3階建ての施工実績が多く、外観や間取りを含め総合的な提案力のあるところを選びましょう。とくに京都・大阪・滋賀でビルトインガレージ付きの注文住宅を検討している方は、提案力と施工力のある天然木の家 HODAKAにご相談ください。土地探しから資金計画まで住まいのあらゆることをサポートします。

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